50代未経験でITを目指す前に知っておくべき現実

プログラムを学ぶ 転職について

50代未経験がITを目指すときの前提条件

よくあるプログラミングスクールのうたい文句を鵜呑みにして、
華々しくIT業界に転職しようとしても、
それは幻想だと考えておいた方がよいでしょう。
そのような期待を持ったまま転職しようとすると、
現実とのギャップに苦しむことになります。

IT業界に対するよくある幻想

「プログラムを勉強すれば自由に働ける」という誤解

いわゆるプログラムを勉強するだけで、
ゆったり昼前から起きてカフェで仕事をする、
海外や旅行先で好きな時間にパソコンを開く。
そういったイメージを求めるのであれば、
IT業界はおすすめではありません。

50代未経験が現実的に評価されやすい考え方

これまでの社会経験をどう持ち込むか

では、どういった心構えで挑むのか。
これまでの社会経験での強みを持っていくと
比較的受け入れてもらいやすいでしょう。
たとえば、営業職であれば、ITの知識を持ったうえで営業の部署を希望する。
これまでの人間関係を新しい職場で活かせるように工夫する。
といった形で、これまでの経験を活かす道を考える方が、
現実的だと感じています。

50代がプログラミング学習で苦戦しやすい理由

若い世代と同じ学び方は通用しない

今からゴリゴリのプログラマーになるのはかなりハードルが高いです。
私の場合は、若い頃のような記憶力も発揮できませんでした。
何かを新しく覚えたら、前の何かを忘れてしまう。
今でも、その点ではかなり苦戦しています。

50代なりの勉強の工夫と考え方

作業の順番を意識する

IT用語もカタカナが多く、覚えづらいのも一因だと思っています。
こういう時は焦らずに、自分の中できちんと作業の順番を組み立てておくと、
比較的覚えやすくなります。

カタカナは日本語に置き換える

覚えづらいカタカナも、一度日本語に直すと、
単語の意味がつながるので忘れにくいです。
物心ついてからパソコンやゲーム機などを使い始めた世代と、
幼少のころから、デジタル機器に触れていた世代では勝負にならないと言ってもいいと思います。

働きながらITを学ぶという現実

学生の頃のように、勉強だけに集中できるわけではありません。
家事や日々の生活をこなしながらの勉強は大変です。
子育てや親の介護、孫の世話など、思い通りに自分の時間を持てない人も少なくないはずです。

だから私は、
「まとまった時間を確保しよう」とは考えないようにしました。

お皿を洗いながら、プログラミングの解説動画を視聴したり、
電車などで移動中に、本を読んだりしてスキマ時間を有効に使いました。
ただし、理解が必要な部分は、必ず腰を据えて確認するようにしていました。

大切なのは、完璧に続けることではなく、
ちょっとずつでも前に進むことだと思っています。

できる日は少し多めにプログラムに触る。
忙しい日は、短時間でも何かしら触る。
それでも難しい日は、無理をしない。

サボらず、無理をし過ぎない、そのくらいの距離感で続ける方が、
結果的に効率よく学ぶことができました。

50代でITを目指すなら覚悟が必要

50代でITを目指すなら、覚悟が必要だと感じました。

ここで言う覚悟とは、
「プログラミングの勉強が大変だから」という意味ではありません。

IT業界に転職するということは、
学び続けることを前提に、働き方を選ぶということです。

なんとなくお洒落そうだから、
楽そうだからといった理由だけで転職を考えると、
現実とのギャップに戸惑うことになります。

何を始めるにも、遅すぎることはありません。
ただし、50代でIT業界を選ぶのであれば、
学び続ける前提を受け入れる覚悟は必要だと思っています。

その上で努力を重ねていく。
それが、50代でIT業界を目指す現実的な向き合い方ではないでしょうか。

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